【縮景園】もみじまつり・心洗われる紅葉ライトアップ ～泉水の灯り～〔広島市中区〕

広島は紅葉の見頃を迎えました。
「縮景園」では、紅や黄に色づいた木々を、日本庭園をめぐりながら眺めることができます。
さらに、おすすめなのは期間限定で開催される「紅葉ライトアップ」です。
光に照らされ闇夜に浮かび上がる紅葉は、昼間とは違う美しさ。

この記事では、例年ライトアップを行っている、紅葉の美しい「縮景園」について紹介します。

縮景園では、１１月２１日（月）～１１月３０日（水）まで、「紅葉ライトアップ」が開催されます。

１７時頃（日没）～２１時（入園は２０時３０分まで）です。

通常の縮景園は、９時から１７時までの開園。
しかし、ライトアップの期間中は準備のため、閉演時間（１７時）になると、入園している方は、すべて一旦退園します。
そして、当日の入園券を使って、ライトアップへ再入園することができます。

ライトアップから入園する場合には、来園者に「整理券」が配布されます。
園内への入場は、縮景園の入口ではなく、広島県立美術館（連絡口）からとなるので、ご注意ください。

園内は一方通行で、縮景園正門が出口専用となります。
混雑時には入園制限が行われる場合がありますので、係員の方の指示に従ってください。

※天候や紅葉状況により、ライトアップの期間が変更される場合があります。

まずは、広島県立美術館の連絡口から入り、順路に沿って歩きます。
趣のある紅葉が、庭園を彩っていました。

すぐに「濯纓池（たくえいち）」と呼ばれる、池の周囲が目に飛び込んできます。
ライトに照らされた紅葉は、おもわず息をのむほど美しく、その場にたたずんでしまいました。

ほどなくして、「超然居（ちょうぜんきょ）」という、園内最大の島があり、見晴らしのよい場所があります。
そこに登ると、周囲の艶やかな紅葉が見事で、誰もが写真におさめていました。

赤色や黄色、松の緑などのコントラストが素晴らしく、心洗われます。

ここでは静けさに包まれた、幻想的な景色を満喫できます。

さらに、紅葉と広島市街地の夜景を一緒に眺めるのもポイント。
昼間とは、ひと味違った雰囲気をたのしめることでしょう。

「にわかふぇ」では、もみじまつり期間中、着物の着付け体験が行われます。
抹茶サービス付きで、予約不要。男性用、お子様用の着物もあります。
着物で園内を散策してみませんか？

■料金：2,000円

※最終受付：19時30分まで

※天候により、営業を中止する場合があります。

【2階】
秋の所蔵作品展＋広島県立美術館・広島市現代美術館合同企画
【ケンビとゲンビの作品を並べたら、美術についての疑問が解ける（かも）展】

■期間：10月29日（土）～令和5年（2023年）1月22日（日）

■入館料：一般 510円／大学生 310円
縮景園共通券：一般 610円／大学生 350円

※特別展は別料金

縮景園は、広島県立美術館の隣にあるため、園内の散策前後に、美術鑑賞をすることもできますよ。
どちらも利用できる「共通券」が便利です。