【二葉山平和塔（仏舎利塔）】市内を一望する絶景から広島の歴史に触れる＠東区

この記事は2022年5月17日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。

この広島市二葉山平和塔（仏舎利塔）は、人類の幸福と戦争のない世界の恒久平和を念願し、史上最初の原子爆弾の犠牲となった方々の冥福を祈り、昭和41年（1966年）に建てられました。

塔内には、インドのネール元首相から贈られた釈迦の仏舎利一粒、モンゴル仏教徒より贈られた一粒が奉納されています。

また、県市民の平和の願いを込めた祈念石数万個も収納されているそうです。

二葉山山頂からは広島市内を一望でき、眼下に広島駅やマツダスタジアム、奥には灰ケ峰、絵下山、江田島、似の島、宮島など瀬戸内海の島々も見ることができます。

また、二葉山平和塔（仏舎利塔）の横には、ちょっとした広場やトイレもあり、ベンチも複数あるので、お弁当を食べたりゆっくりと景色を楽しむことができます。

夜には広島駅を中心とした夜景が広がり、街までの距離が近い分、迫力ある夜景が楽しめるスポットとなっています。

広島東照宮の横の道を通り、住宅街を進んでいきますが、最後の100mほどは急坂で道幅が狭く離合が難しいので、山道の運転に自信の無い方は徒歩で登ることをおすすめします。

山頂に整備された駐車場スペースはなく、２、３台が停めれる程度ですが、大きな車でのUターンはなかなか難しいと思います。

広島東照宮の北に金光（きんこう）稲荷神社があり、朱塗りの鳥居120数基をくぐり、約500段の石段を登って更に山道を進むと、やがて二葉山山頂に到達します。

標高としては139メートルなので、天気が良い日は軽い登山気分で歩いて登るのも良いと思いますが、後半は険しい道もあるので軽装がおすすめです。

山頂まで約30分ほどで登ることができ、途中には太陽の岩（宇宙エネルギー）と大地の岩（地球エネルギー）と呼ばれるパワースポットもあります。

「二葉の里 歴史の散歩道」は、広島駅の新幹線口側、二葉山の近辺にある16の神社仏閣を結ぶ道で、国宝、不動院金堂の他、由緒ある神社・仏閣・史跡が数多く点在している貴重な文化財の宝庫で、歴史と平和・緑と安らぎが感じられる絶好のスポットとなっています。

全て回ると10km以上の道のりとなるので4～5時間はかかりますが、時にはゆっくりと街を歩いたり、山に登ったり、歴史を知ることで、その土地の新たな発見や魅力に気づくこともあるのではないでしょうか。

そうして、広島の歴史を感じながら美しい景色を眺めたあとは、美味しいコーヒーでも飲んで、ほっとひと息つきたくなりますよね。

そんな時におすすめの「立ち寄りスポット」をご紹介します！

広島駅から徒歩３分の所にある、創業オープン40年の純喫茶【紫陽花】

船をイメージして造られた店内は、木の温もりとレトロな雰囲気でとても落ち着く空間です。

サラダが付いたホットケーキセットはなかなかのボリュームで、コーヒーはオープン当初から変わらずサイフォン式で提供されています。

店主のこだわりが感じられる本格コーヒーは本当に美味しいので、二葉山平和塔（仏舎利塔）へ行くときは是非立ち寄っていただきたいお店です。

いかがでしたでしょうか。

二葉山平和塔（仏舎利塔）は、広島の自然豊かな街並みと広島の歴史が見え、平和と安らぎが感じられる癒しの場所です。

皆さんも、是非一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。