広島から3時間【島根・松江】花と絶景とグルメ旅 ①

この記事は2022年4月22日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
松江旅-1

GWも近づいてきました。旅の計画をされている方も多いのではないでしょうか?
この度、筆者は島根県を訪ねる機会にめぐまれました。
万全の感染対策をとりながら、久しぶりに県境を越える遠出の旅行。
花や自然に触れ、絶景やご当地グルメを満喫する、島根県7日間の旅でした。

広島から松江までは、車で約2時間半(休憩をとりながら3時間)で行けるアクセスの良さ。
気軽に出かけられる山陰旅行の魅力をご紹介します。

▼この記事を読んで分かること
◎島根県へのアクセスについて。
◎松江観光の魅力とグルメ。
◎足立美術館・松江城のみどころとは?

この記事を読めば、「島根・松江旅行」についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. アクセスガイド

松江市へのアクセス

 

JR広島駅→岡山駅から「特急やくも」→松江駅  新幹線&特急で約4時間

〔高速バス〕グランドアロー号(昼行便)1日18便 約3時間→JR松江駅

〔車〕広島-(広島自動車道-中国自動車道《三次東JCT》)-(松江自動車道)-(宍道JCT)-(山陰道)-松江

 

道の駅グルメ

道の駅 シュークリーム
たなべ森の鶏舎 直営店「ままたまご」
シュークリーム
道の駅 たたらば壱番地
道の駅 たたらば壱番地

筆者は、高速バスで島根旅行をしたこともありますが、今回は、友人の運転のお陰で、車での広島-松江往復をすることができました。
ハイウェイの旅は、サービスエリアや道の駅で、お土産を買ったり、食事やティータイムを過ごすのも楽しみのひとつですよね。


今回は、安佐SAで昼食。
その後、松江自動車道・雲南吉田IC に隣接する、道の駅「たたらば壱番地」で休憩をとりました。

おすすめは、平地飼いの有精卵を使ったスイーツのお店「ままたまご」です。

絶品シュークリームとホットコーヒーを味わいながら、雲南市吉田町の風景を眺めました。


2. 庭園日本一「足立美術館」の魅力とは?

館内のみどころ

足立美術館 庭園

 〔白砂青松庭〕

旅の2日目にまず訪れたのは、松江市から車で約30分の安来市にある足立美術館です。

5万坪の日本庭園と、横山大観をはじめとする近代から現代の日本画、北大路魯山人の陶芸など、日本有数の美術品を鑑賞することができます。

「枯山水庭」などの多様な庭園は、米国の日本庭園専門誌「The Journal of Japanese Gardening」が全国900か所以上の名所旧跡を対象に実施している「日本庭園ランキング」において、2003年から19年連続して日本一に選ばれています。


〔白砂青松庭〕は、横山大観の名作「白砂青松」をイメージして造られた庭園なのだそうです。


 

苔庭
〔苔庭〕
杉苔を主体とした京風の雅な庭園。ゆるやかな曲線を描いた苔の緑と、白砂の白との対比が美しい庭。
生の掛軸
〔生の掛軸〕
床の間をくりぬいて、まるで一幅の山水画が掛かっているかのように見える、足立美術館の名物。
枯山水庭
〔枯山水庭〕
自然との調和が美しい足立美術館の主庭。中央の立石は険しい山をイメージし、そこから流れる滝水が、やがて大河となる雄大な山水の趣を表わしています。
足立美術館 池庭
〔池庭〕
周囲との調和を考え、新しい感性と伝統的手法を用いて造られた庭園。
足立美術館 風景
館内から見える風景が美しい。

 

私が足立美術館を訪れるのは3回目でした。
何度訪れても庭園の表情が違うことに感動します。

創設者で実業家の足立全康氏が、「庭園もまた一幅の絵画である」と、足立美術館の魅力を表わしているように、周囲にある安来の自然と調和している点が特に素晴らしく、創設者の情熱をひしひしと感じられます。

魅力あふれる名画や美術品の鑑賞はもちろんのこと、春の新緑に彩られた庭園を静かに眺めることで、私は心身が癒されていきました。

美術館でお寿司を堪能できる

足立美術館 両國鮨

足立美術館 入口
美術館入口

足立美術館入口の手前に新館があります。

新館の隣にある「両國鮨」で、ランチをしました。

境港・松江の漁港から毎朝仕入れる新鮮なネタと、奥出雲・仁多米を使用したシャリが、職人さんの熟練された技で握られています。

旬の味を美術館で堪能できる、実に優雅なひととき。

このほかにも、館内にある喫茶室や茶室で、食事やお茶を楽しめます。



名称
足立美術館
住所
島根県安来市古川町320
TEL
0854-28-7111
時間
年中無休
夏季 4月~9月 9:00~17:30
冬季 10月~3月 9:00~17:00
※新館のみ、展示替えのため休館日あり
料金
(個人)大人:2,300円  大学生:1,800円 高校生:1,000円 小中生:500円
駐車場/無料
アクセス
・「無料シャトルバス」 JR安来駅より毎日運行
・車/山陰自動車道「安来IC」下車(美術館まで約10分)
ホームページ
足立美術館


3. 国宝 松江城

松江城夜桜

慶長16年(1611)、松江開府の祖、堀尾吉春が5年の歳月をかけて築城し、千鳥が羽を広げたように美しいことから「千鳥城」とも呼ばれています。
平成277月、国宝に指定されました。

全国に現存する12天守のひとつで、平面規模では2番目、高さでは3番目の規模を誇ります。
明治初頭、全国の多くの城が取り壊される中、旧松江藩士・高城権八らの奔走によって取り壊しを免れ、以降も市民の手によって守られ、今日に伝えられているのだそうです。

天守閣
天守閣
夜桜ライトアップ

松江城を訪れたのは3回目ですが、「夜桜ライトアップ」を見るのは初めてのことでした。
天守閣を取り囲むように咲くソメイヨシノは満開!
闇夜に美しく浮かび上がる、幽玄な世界を堪能しました。


名称
松江城
住所
島根県松江市殿町1-5
TEL
0852-21-4030
時間
● 本丸開門時間
4月~9月 7:00~19:30 10月~3月 8:30~17:00
● 登閣時間
4月~9月 8:30~18:30(受付18:00迄) 
10月~3月 8:30~17:00(受付16:30迄)
●定休日:無休
料金
天守入場料/大人:680円 小人(小・中学生):290円 
アクセス
・JR松江駅からバスで15分 「大手前」下車 徒歩2分
・車 「大手前駐車場」からすぐ
ホームページ
松江城


4. まとめ

県境を越えた旅へと出発してみました。

これまで、なかなか遠出をすることが叶わない日々でした。
しかし、慎重な感染対策をしつつ、おもいきって旅に出かけてみると、「旅に出て良かった!」と、改めて感じました。
とても心身がリフレッシュされることに気づかされます。
皆さんも、GWに旅をしてみませんか?


引き続き、パート②でも、島根・松江の旅をお伝えしてまいります。

(担当ライター:山田典子