【広島市中区】旬の食材にこだわる日本料理と空間を愉しむ名店【稲茶】

この記事は2021年6月25日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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「広島旨い物処 稲茶」は、老舗の日本料理店。
広島名物や、旬の食材がふんだんに使われた和食だけでなく、こだわりのオリジナル料理を味わうことができます。
広島のみならず、県外から来店される方も多い、名店「稲茶」の魅力をご紹介しましょう。

▼この記事を読んで分かること
◎「稲茶」の魅力とは?
◎「稲茶」の人気メニュー。
◎「稲茶」のテイクアウトメニュー。

この記事を読めば、「稲茶」ついてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 稲茶のこだわりと魅力


●稲茶の歴史

「稲茶」は、広島市中区鉄砲町にあります。
広電本線「八丁堀駅」から徒歩3分。
広電白島線「八丁堀駅」から徒歩2分です。
昭和40年、広島の流川に、創業者の下原広明さんご夫妻が、二人三脚で和食店を開店。
お茶漬けも美味しい店ということから、「稲穂」にお茶をかける様子を連想し、「稲茶」(いなさ)と命名されたのだそうです。
平成15年、鉄砲町に移転。
2代目の下原一晃さんが腕を振るっておられます。

●内観

カウンター席と店内
カウンター

萩の個室
萩の個室

【カウンター】
無垢の松材が使われた、落ち着いた雰囲気のカウンター。カウンター席からは、下原さんの巧みな包丁さばきや、お料理と真剣に向き合われている姿を眺めることができます。

【萩の個室】
掘りごたつ式のお座敷は、6名様まで利用可能。

【菊の個室】
4名様までご利用可能。

【小部屋】
10~12名様までご利用可能。

●名物料理は?

様々な旬の食材が使われ、和の基本を守られながら、唯一の味に挑戦し続けておられます。
「和の鉄人」で有名な、道場六三郎氏のもとで修行された大将 下原さんによる、伝統の日本料理と、オリジナル料理で、季節を感じながら食事をたのしめます。
若女将の下原麻由子さんにお話を伺うと、「鰯ハンバーグ」「噂のポテトサラダ」「鮑友わたソース」が、人気メニューだということです。
どれも美味しそうですね!

●鰯ハンバーグ

鰯ハンバーグ
稲茶で40年以上喜ばれている人気メニューが「鰯ハンバーグ」です。
広島の名産品でもある、小型の「カタクチイワシ」は、「小鰯」とも呼ばれ、「七回洗えば鯛の味」といわれるほどの銘品。
朝とれたての活きた小鰯を手で捌き、ネギやシソなどと合わせ、素早く焼いて真空パックにされています。
これに、稲茶オリジナルソースをかけていただきます。
地方発送もされており、お取り寄せすることができます。

2. 稲茶で愉しめるメニューいろいろ

●昼の献立

いわし膳・ランチ
◆名物いわし膳 2,400円
 野菜きんぴら、刺身(小鰯でない場合あり)、鰯ハンバーグ、味噌汁、食事、水菓子

この日の私は、「いわし膳」をいただきました。
お刺身がとても新鮮!おいしくて驚きました。
野菜のきんぴらは、素材のよさが感じられるシャキシャキとした味わい。
そして私の大好きな、名物の「鰯ハンバーグ」は、ふんわりと優しい味。
オリジナルソースが小鰯の風味とよくあいます。
鰯が苦手な方でも、きっとおいしく召し上がることができます。
添えられた、たっぷりのサラダも美味ですよ。
水菓子は、5種類から選べます。
私は「抹茶ブラマンジェ」を選びました。
ひんやり濃厚なブラマンジェに、上質の抹茶ソースがかかっています。
5種類すべて手作りの「こだわりデザート」なのだそうです。

抹茶ブラマンジェ

田舎膳・ランチ
◆田舎膳 3,300円
  稲茶風ばら寿司、里芋旨煮、小松菜煮びたし、西京焼き、吸い物、水菓子

◎〔特別いわし膳〕2,900円 〔寿司膳〕2,400円 〔焼肉膳〕3,000円 もあります。

●夜の献立

夜の会席・前菜
会席料理は、3種類(12,100円、9,900円、7,403円)です。
旬にこだわり、月に一度、メニューが替わるということです。
この日は、『水無月の旨い物づくし』の「前菜」(蟹棒寿し、じゃり玉子、枝豆水塩漬、水茄子辛子和え、白ばいとしぼり大根真砂子)を拝見。
器にもこだわりが感じられ、ひと皿が美しく、目でも楽しめる前菜ですね。
一品料理は100種類もあるそうですよ。
「おこぜ姿造り」を捌く、大将の鮮やかな手さばきが見事でした。
虎魚を捌く

●テイクアウトメニュー

テイクアウト
【名物いわし膳】 2,400円
【名物いわし膳+ばら寿司(カップ)】 3,000円

【お任せ詰め合わせ】 2,500円~6,200円

※ その他、焼き肴、煮物、酢の物、サラダ、揚げ物、食事などの一品料理もテイクアウトできます。
※「名物いわし膳」は、白御飯です。ばら寿司にすることもできます。
※ 前日までの電話予約。夏場は、生ものの提供が控えられています。


下原さん
大学卒業後、大阪で四年、その後 父の兄弟子でもある道場六三郎氏のもと東京銀座「ろくさん亭」で五年間修行し、その料理哲学を学ぶ。
現在、従来の日本料理とは一線を画すオリジナル料理の提供のかたわら、大学での料理講師、テレビ出演等日々奮闘中。
広島県とメキシコ・グアナファト州の文化交流に際し、年に一度行われるフードフェスティバルに日本料理の代表として参加するなど、活動の場を広げる。

3. まとめ

この日の私は、稲茶で楽しい家族会食ができました。
若女将の麻由子さんと私は、昔なじみの同級生で、久しぶりの再会もできました。
大将や若女将さんをはじめ、おもてなしの心が伝わってきます。
そして、一品一品に、料理人の魂を感じることができ、とてもおいしく、優雅でしあわせなひとときを過ごすことができました。
CHIC世代の皆さんも、接待、家族の記念日、大切な方との会食などで、ぜひ味わってみませんか?

名称
広島旨い物処 稲茶
住所
広島市中区鉄砲町7-13 CDビル3階
TEL
082-212-1730
営業時間
感染症拡大防止の観点から
6月21日(月)から7月11日(日)までの営業時間
昼11:30~14:00
夜17:00~20:00(ラストオーダー19:00)
広島県の要請で、お酒の提供は19:00まで
店休日
毎週日曜、祝日、年末年始
ホームページ
こちら
(担当ライター:山田典子