「終活」として遺言状・エンディングノートなどの作成、葬儀を準備される方が増えていますが、お墓も生前に準備できることをご存知でしょうか?「生前墓」と呼ばれ、自分が眠る場所を準備する、あるいは今あるお墓を自分の子供や孫が管理しやすくするために、お引越しさせておくこともできます。
お墓の問題としては、自分が亡くなった後に誰が供養し、お墓を守ってくれるかということ。そういったことを踏まえた上で、自分が眠る場所を準備しておくことはとても大切です。特にお寺や霊園の場合は、実際に足を運んで場所を見学してみたり、霊園やお寺の関係者に相談してみると良いでしょう。相談する項目としては、お墓を建てるにあたっての土地の使用料、管理費についての見積もりです。もう一つ大切なのは、お墓の建設を予定している場所が、地盤や排水の工事が行われているかどうかです。きちんと工事が施されているかどうかは、災害が起こった時に崩落などを防ぐための重要な基準となります。
また、「生前墓」を建てる際の注意点としては、墓地を確保した時点から維持費が発生するということ。お墓の購入費用はいずれ支払うものではありますが、管理費については埋葬されていなくても支払うことになるので、購入するタイミングをご家族で話し合っておいた方がいいでしょう。実際に墓地を管理している株式会社タカラでは、そういった「生前墓」に対応し、相談・見学会を常に開催中。無料で参加できるので、ぜひ一度相談してみてください。