CHIC世代の声楽は楽しいことがいっぱい！桝本純子先生「発声の基礎」／広島サンプラザ・カルチャークラブ

この記事を読めば、桝本純子先生「発声の基礎」講座についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

講師の桝本純子先生にインタビューしてみました。

●指導で特に心がけておられることは何でしょうか？（ライター：山田）

桝本先生：「講座は受講生みなさんのものだと思っています。

指導する側の気持ちも大事でしょうが、カルチャースクールは大人の方が来るところなので、また行きたいな、受講したいな、楽しい、ストレス発散……。

追い詰めていく指導ではなく、ゆるく楽しく、そして自然に個人個人の持っている自然の声で歌えるようになる。
声だけでなく身体の調子を整えていけるような。
知らず知らずのうちにアンチエイジングできるような講座をめざしています。
無理の無い、作った声ではない、その人の持つ自然の美しい声、そんな声で歌ってもらえたら良いな～。
そのきっかけ作りを一緒に手伝っている感じです。」

まるで太陽のように明るくあたたかで、優しい桝本先生です。

生徒の皆さんで歌っていきます。
この日の課題は、ヘンデルの作曲した「オンブラ・マイ・フ」というアリア。

まずは、前回までのおさらいとして、全体を通して歌い、２回目以降は、区切りながら歌います。
先生が難しいところやポイントを解説され、生徒の皆さんは熱心に楽譜へと書き込みます。

生徒の皆さんが明るく、熱心に歌と向き合い、歌うことをとても楽しんでおられるのがわかります。

そして、和気あいあいとした雰囲気。

皆さんが仲良くされているのが伝わります。

教室が開講して約３年。

桝本先生のお人柄にも魅かれながら、さらに技術を磨かれているようです。

大きなホールでの発表会もあるそうですよ。

実は筆者も、少しだけ生徒の皆さんと一緒に歌わせていただきました。

合唱経験のある私ですが、コロナ禍になってから、皆さんと一緒に歌う機会がありませんでした。

それだけに、改めて声を合わせて歌うということ、自分の体が楽器になって鳴り響くことに感動を覚えました。
そして、「歌えることはしあわせだ」としみじみ感じたのです。

歌うことは、健康にも良いですよね。

皆さんも発声を学び、さらに楽しく歌ってみませんか？

桝本純子（ソプラノ）　Junko Masumoto ／プロフィール

広島文化女子短期大学音楽学科声楽専攻卒業

声楽を千葉佳子氏、日越喜美香氏に師事

花のくびかざりコンサート、ＲＣＣ主催オペラ歌手が歌う「日本のうた」等多数のコンサートやオペラ「あまんじゃくとうりこひめ」等に出演。

平成23年箏奏者 平原千秋と平成26年にソプラノ貝嶋智子とジョイントリサイタル、平成25年、平成28年にソロリサイタルを開催。

岩国女子刑務所などの矯正施設や病院、公民館などでコンサートを行い、地域に密着した音楽活動を行う他、子供たちから大人までの幅広い年齢層に声楽・ボイストレーニング・大正琴の指導を行っている。

サンプラザカルチャークラブにて「うたってハーモニー」「からだを使ってうたおう」「発声の基礎」「大正琴」の講師を務める。

コーラス「あおぎり」、大正琴「花たちばな会」を指導。

日本演奏連盟会員