沼田 恒実さん
【プロフィール】
広島市出身、広島大学医学部卒業。広島大学病院で講師、外来・病棟医長、医局長を務め、1983~1985年ロンドン大学皮膚科学研究所留学。1992年に沼田皮膚科クリニックを開院。所属学会は、日本皮膚科学会(認定専門医)、日本アレルギー学会(認定専門医、元指導医)、日本研究皮膚科学会、日本臨床皮膚科学会、日本皮膚アレルギー学会、日本美容皮膚科学会など。休日は体のことを一番に考え、旅行やゴルフに出かける他、ジムなどに通いリフレッシュを図る。
【プロフィール】
広島市出身、広島大学医学部卒業。広島大学病院で講師、外来・病棟医長、医局長を務め、1983~1985年ロンドン大学皮膚科学研究所留学。1992年に沼田皮膚科クリニックを開院。所属学会は、日本皮膚科学会(認定専門医)、日本アレルギー学会(認定専門医、元指導医)、日本研究皮膚科学会、日本臨床皮膚科学会、日本皮膚アレルギー学会、日本美容皮膚科学会など。休日は体のことを一番に考え、旅行やゴルフに出かける他、ジムなどに通いリフレッシュを図る。
進歩する医学にマッチし、皮膚に関する
全ての悩みに対応できるクリニックでありたい。
皮膚科医としての使命
「人のためになる仕事を」と、修道高在学中に医学への道を志した沼田恒実さん。現在は、多い時で日に300名もの患者さんが来院する皮膚科の院長として、日々診療にあたっています。皮膚科医の特徴は、専門職でありながら頭から足先まで全身の疾患に対応でき、かつ患者さんの年齢も幅広く、また内科的・外科的な要素もあることだと、沼田さんは語ります。それは言い換えれば、患者さんの数だけある実に様々な悩みに寄り添い、治療していけることに他なりません。「私たち皮膚科医の使命は、とにかく皮膚を健康にすること、そしてそれを保っていくことです。患者様ごとに皮膚は全て違いますから、ケースバイケースで対応しています」。とはいえ開院して四半世紀、この間、皮膚科の治療はめざましい進化を遂げてきたのだと沼田さんは振り返ります。「開院当時はアトピーの方がとても多かったのですが、現場の治療法は混乱期にありました。厳しい食事制限やステロイド使用の是非など、医学界の中でも意見の衝突がみられたほどです。私も当時はそれらが正しい方向へ進むよう、力を尽くしていました」。アトピーを専門に研究してきた沼田さんには、それで苦しむ多くの人を治したいという気持ちが人一倍強かったそうです。今では、アトピーはもとより、ニキビから皮膚ガンに及ぶまで、皮膚科の治療法や治療薬は飛躍的な改善を見せています。
感謝し、感謝される仕事
一昔前に比べ、全体的にキレイになってきたという現代人の肌。だからこそ、ちょっとしたニキビや良性のホクロなど、以前とは異なってきた患者さんの悩みへの対応も大切にしています。また、患者さんの意識変化と同様に、沼田さん自身の意識にも変化が。「昔は広島で一番のクリニックを目指す!という様なことが目標でしたが、今は患者様に信頼され、診療させていただけることに感謝の気持ちしかありません。歳をとって心に幅が出てきたんですかね。そしてやはり、患者様を治療して感謝されることが一番のやりがいです。だから私は、これからも医学の進歩についていき、全ての皮膚の悩みに対応し続けていきたいですね」。