おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
【蜜屋】創業から変わらぬ味を守り、新定番もつくり出す呉の名店。(呉市)
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広島県呉市は、広島県南部の山々と海に囲まれた、自然豊かなまち。
「蜜屋」は、呉のまちで長年親しまれているお菓子処です。
名物「蜜饅頭」や「みつどら」をはじめ、創業から守られる伝統のお菓子は、呉市のみならず広島市でも人気の味。
昔ながらの和菓子や、洋菓子の要素を取り入れたお菓子が豊富に揃うため、大切な方への贈答や手みやげにもぴったりです。
今回は、呉のまちで愛され続ける「蜜屋」の魅力をご紹介します。
▼この記事を読んで分かること
◎「蜜屋」のお菓子について。
◎蜜屋の魅力とは?
◎おすすめの季節のお菓子やギフト。
この記事を読めば、「蜜屋」のお菓子についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 呉のまちで、長年親しまれている「蜜屋」について。
蜜屋のお菓子の特徴

創業から72年。「蜜屋」の店名の由来は、お菓子にはちみつを使うことから。
女将の明神明子さんによると、「餡にも生地にもはちみつを使うことで、味や風味もよくなり、しっとりといつまでも柔らかいのが特徴です。」とのこと。
そして、蜜屋は創業期から変わらぬ味を守ることはもちろん、洋菓子のテイストを加えたお菓子づくりにも取り組まれています。
様々な蜜屋の和菓子は、呉のまちで長年愛されてきました。
現在は呉だけでなく、広島駅など広島市内はもちろん、オンラインショップでも蜜屋のお菓子を購入することができます。
2. おすすめのお菓子
広島ふみきゅん焼き


4個入/1,296円(税込)~
広島出身の岸田文雄内閣総理大臣にも美味しいと言って頂いた、「広島ふみきゅん焼き」は、パッケージに岸田総理が描かれています。
「ふみきゅん」という岸田総理の愛称から名付けられたもの。
広島産の大納言小豆や広島産もち米、宮島産はちみつを使って和菓子を作ろうとした時、ちょうど岸田総理が就任されたのだとか。
どら焼きの中にやわらかな大福が入っているため、モチモチ食感のどら焼きをたのしめます。

蜜饅頭
はちみつを生地と餡に加えて焼きあげた、優しい味のお饅頭です。
砂糖は控えめの小豆のこし餡と白餡の二種類。
水を一切使わず練り上げた、こだわりの製法(玉練り)です。
餡にはちみつを使うことは難しく、蜜屋の職人技の素晴らしさがわかりますね。
とろけるような口どけの「白餡」を、筆者は特に気に入っています。
5個入(小豆餡3個・白餡2個)/972円(税込)~
檸檬の花
宮島産はちみつと、広島産レモンで作ったコンフィチュールを、やさしい甘さの白餡のお饅頭で包んだもの。
砂糖をまぶしたレモンから出た、果汁や皮を煮詰めて作ったジャムのようなものを「コンフィチュール」というそうです。
はちみつの香りと白餡の甘み、レモンのさわやかさがお口の中でひろがります。
5個入/1,053円(税込)~
みつどら

5個入/1,028円(税込)~
職人さんが一枚一枚手焼きし、柔らかく、昔ながらの味に仕上げてあります。
はちみつ入りの生地と、北海道産小豆の粒餡が絶妙なおいしさのどら焼きです。
広島まんまるチーズ

4個入/756円(税込)~
和菓子の「包む」という技術を使って洋菓子を作りたいという想いから生まれたお菓子です。
クリーム、チェダー、カマンベールの3種のチーズを合わせた餡に、洋酒をしっかり漬けこんだドライフルーツを入れ、バターと宮島産はちみつを使ったコクのある香り豊かな生地で包まれています。
まさに、「和菓子職人が作ったチーズケーキ」です。
乙女のひととき ドライフルーツどら焼き

3個入/918円(税込)~
宮島産はちみつ漬けの「くるみ、イチジク、レーズン」を、白小豆餡とあわせたどら焼きです。
北海道産の白小豆は希少で高級品。
あっさりとした画期的な味に、リピーターも多く、東京・銀座など、首都圏でも人気のお菓子だそうですよ。
レトロでかわいいパッケージも素敵ですね。
3. 季節を感じる、趣をとりいれた上生菓子。
上生菓子は、昔から季節を形にし、私たちに季節を堪能させてくれるもの。
和菓子職人さんが、熟練の技術を駆使し、ひとつひとつ手で作りあげます。
お茶席や、お祝い事などの特別な日にいただくことが多いですね。
筆者が蜜屋を訪れた時は、桜の季節でした。
春の情景を感じさせる、「上生菓子」に感動しました。



上生菓子/1個 324円(税込)
●『花筏』
金団 桜白粒餡:花筏(はないかだ)とは、筏に桜の花びらが舞い落ちることや、桜の花びらが散り、筏のように川を流れる様子、または筏に桜の枝を添えることをいいます。
餡にきんとんをまぶしつけた、美しい一品です。
●『楽』
胡麻羊羹 栗餡:2種類の栗と小豆餡、胡麻羊羹の調和のとれたおいしい和菓子。
胡麻羊羹の黒色に金粉がアクセントです。
ろくろを使わず、手とへらだけで成形する楽焼きから「楽」という名前がつけられたのだとか。
羊羹の色艶と食感の良さは、良質の素材が使われているからこそ。
●『月白』
錦玉 練切:淡い月の光を表現した逸品。錦玉(きんぎょく)とは、寒天と砂糖を煮詰め、冷やし固めたもの。
日本の美が映しだされた透明感ある上生菓子ですね。
蜜屋の上生菓子をいただく時、まろやかな甘さと、口にほどよい舌触りでしあわせになれます。
お茶と一緒にお菓子をいただく時間。ほっとするひとときですね。
4. アクセス

「蜜屋」は、広島県呉市中通にあります。
筆者は、クレアライン(広島市と呉市を結ぶ高速バス)を利用。
広島バスセンターから乗車し、「呉本通三丁目」で下車。(乗車時間は約1時間)
南に向かって1本目の通りを入り、徒歩すぐです。
JR呉駅からは、徒歩10分。またはバスで呉駅前から約10分です。
車の場合、広島呉道路「呉IC」から、県道31号経由で2㎞。約5分で到着します。



●商品は「蜜屋オンラインショップ」からも購入できます。
- 蜜屋オンラインショップ
- 蜜屋オンラインショップ
5. まとめ
美しい海と船のまち、呉市で愛されるお菓子処。
ご紹介したお菓子以外にも、たくさんそろっています。
さらに「蜜屋」と系列店「旬月神楽」は、東京新宿高島屋での「旅する和菓子」に参加。
全国から集まり、和菓子の催事も行うそうです。
職人さんたちが実演販売をし、広島から毎日作りたての和菓子も送って販売し、大好評なのだとか。
首都圏でも、蜜屋の人気の高さがわかりますね。
お土産に贈り物に、自分へのご褒美に、蜜屋のお菓子でおいしい時間をお過ごしください。