【藤野能子の世界】絵画レプリカ作品展／Skytail Photo『広島で輝く女性シリーズ』特別企画（広島市中区）

この記事を読めば、【藤野能子の世界】絵画レプリカ作品展についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

「2019年夏、元NHK BSニュースキャスターで朗読家、また画家であり、書家としてご活躍の藤野能子さんの絵画作品展が開催されました。

展示期間中、私は会場の様子とともに絵画作品そのものを複写撮影し、記録に留めていました。
今再びあのときの感動を思い返し、それらをレプリカ作品としパネル展示したいと思います。

現在、藤野能子さんは金子みすゞの詩、そして聖書の朗読をSNSで日々ライブ配信されています。
コロナ禍やウクライナ戦争で混迷の中にある今の時代に、清らかさ、癒しの願いを込め、平安への祈りを捧げています。

今思えば、あの時会場に満ちていた清らかな空気は、そのような彼女の精神性からくるものであることが分かります。

作品に宿る美の感性、その素晴らしさと同時に、彼女の清浄で慈しみに満ちた精神世界を感じとっていただければたいへん嬉しく思います。」

「2019年夏、福屋八丁堀本店美術画廊にて、藤野能子作品展『祈りと旅と喜びと～あの日のイタリア・フランス～』と『金子みすゞの詩によせて』を併催致しました。

思い返せば、ジャーナリストとして、国内外の取材報道を通して、人類の抱える『闇と光』に向き合ってきました。
人生を通して一環してあるテーマは『光と闇』です。

アーティストとしての仕事は、私の瞳の捉える『光』を人々に直に届ける活動と言えるのかもしれません。
この作品展では、『和と洋』を超えて浮かび上がる『光』を表現しました。

幸いにもほとんどの作品が人々のもとに旅立っていきましたが、この度、写真作家・空尾伊知郎氏の撮影により、絵画レプリカ展として蘇り、多くの方々にご覧いただけることは、大きな喜びです。

筆者も実際に、作品展を鑑賞しました。
驚いたことは、藤野さんの絵画を空尾さんが「写真撮影」したわけですが、「絵画そのものにしか見えない！」ということです。

筆のタッチといい、色の鮮やかさといい、目の前に飾られてある「写真」は、まるで「絵画」なのでした。

藤野能子さんの愛と優しさにあふれた絵画が、写真作家・空尾伊知郎さんによる撮影で、大切に残された作品たち。
どうぞ皆さんも、広島銀行八丁堀支店 2階ロビー展示を、ぜひご覧になってみてください。

NHK広島局報道ニュースを経て、世界配信・アジア経済ニュース「BSビジネスライン」発足に伴い、初代キャスターとしてNHK放送センター衛星放送局（渋谷）に異動。「おはよう世界のトップニュース」「WORLD REPORT」など主要報道番組キャスターを歴任。

BS特別番組「バチカン市国・大聖年ミレニアムミサ」（教皇ヨハネ・パウロ二世、サンピエトロ大聖堂／生中継）メインキャスター。

「生ける原爆供養塔の遺骨」取材制作で、NHK報道局長賞、NHK編成主幹賞、NHK広島放送局報道統括賞受賞。

2012年よりアーティスト活動を開始。金子みすゞの詩の朗読公演を各地で展開。公演では、金子みすゞ記念館館長矢崎節夫氏、宇宙物理学者佐治晴夫氏、フリーダイビング金メダリスト岡本美鈴氏らを迎え、深遠なる詩の魅力や金子みすゞの宇宙観を表現。

絵画作品展開催

●「受胎告知〜聖なる教会の誕生〜」（東京・銀座／2017年11月）

● 初個展となる藤野能子作品展「祈りと旅と喜びと〜あの日のイタリア・フランス《併催》「金子みすゞの詩によせて」（福屋八丁堀本店美術画廊／2019年7月）

● “愛と夢”を紡ぐ至純のコラボレーション藤野能子・吉本忠則
　二人展（大阪／2021年4月）他。

WEBマガジン THE MANにて「青の奇跡」文と挿絵を連載。