ホーム>
巻頭特集>これからの暮らしをもっと快適に!CHICなリフォーム&リノベ
これからの暮らしをもっと快適に!CHICなリフォーム&リノベ
住み慣れた家。
これまで不自由なく暮らしてきたけれど、
だんだん歳を重ねていくと
「ここには手すりがあった方が便利」
「寝室への動線はこっちの方が楽」
「使わない子ども部屋はいっそ書斎に」など、
いろんな不満や理想が出てくるものです。
そこで今回は、CHIC世代の
リフォーム&リノベで押さえておきたいポイントや
広島でおすすめの
リフォーム&リノベ会社をピックアップ。
事例紹介やQ&Aなど、いま検討中の方から
いつか検討するかもしれない方まで、
これからの暮らしを
もっと快適にするアイデア満載にお届けします。
01.CHIC世代のリフォーム&リノベ
約9割が持ち家に住んでいるとされる60歳以上。2022年にSBIエステートファイナンス㈱が実施した調査によると、60歳以上の74%が戸建て、25%がマンションに住んでおり、実に約4割がリフォームを検討しているとの回答でした。多くの方が住宅ローンを完済している年代において4割がリフォームを検討しているという回答からは、建物の老朽化に対する不安や生活する上での不便・不満を解消したいという思いが見えてきます。なお、一般的に「リフォーム」とは老朽化が進んだ建物を新築に近い状態に戻すこと、「リノベーション」とはより大きな改修を行い、既存の建物に新たな機能や価値を付加させることを言います。
02.何より大事にしたい暮らしやすさ
リフォームやリノベーションを行う一番の理由はなんと言っても「快適に暮らす」ためです。年齢を重ねてくると、購入当時には感じなかった暮らしづらさが気になる方も多いかもしれません。一方で、愛着のある我が家でこの先もずっと暮らしたいと多くの方が思っているはずです。超高齢化社会において、50代以上のCHIC世代はまだまだ先の長い人生が待っています。であるならば、できるだけ元気なうちに現在のことやさらに将来のことを考えてリフォーム・リノベを行う方が、より長い期間を快適に暮らせるということです。また、子どもの独立や仕事のリタイアといったタイミングも、リフォーム・リノベの契機と言えます。ここで思い切って長く続けてきた趣味の部屋を作るといった選択もまた、心を前向きにしてくれ、暮らしやすさにつながります。
03.使わない・使いにくい部屋は思いきって改装
例えば子どもが巣立った後の子ども部屋が、物置や空き部屋のままになっていませんか。こうした部屋を夫婦それぞれの寝室にしたり、念願だった書斎にしたり、壁を取り払ってシンプルな間取りにするのもオススメです。間取りがスッキリすると、段差や寒暖差がなくなり、掃除がしやすくなるメリットもあります。また、加齢によりトイレが近くなる方も多いので、大きく間取りを変更する際は、トイレと寝室が近いと安心です。このように動線の短縮や回遊できる動線は、生活の利便性を上げてくれます。なお、高齢になると一日を部屋の中で過ごしがちです。くつろぎの場であるリビングについては、日当たりや風通しまで考えてリフォーム・リノベすると良いでしょう。
04.自分が介護される側になった時を考えて
CHIC世代のリフォーム・リノベで忘れずにいたいのが、自分が介護される側、あるいはパートナーを介護する側になった場合です。転倒防止・つかまり立ちのための段差の解消や玄関・廊下・トイレへの手すりの設置、腰掛けのある浴室など、バリアフリー化を意識しましょう。ドアを引き戸にすると出入りもスムーズになります。また、車椅子を使用するなら廊下の幅も気をつけておきたい部分です。足元灯やスロープの設置、緩やかで踏み幅の広い階段にしておくと、家庭内の事故も未然に防ぐ可能性が高まります。
05.まずは現状と理想を見つめ直すことからスタート
数十年も住んでいる家だと、当然経年劣化が考えられます。安心・安全に暮らすためには耐震性・断熱性・防犯性を見直すことが大切です。ただ、そもそもリフォーム・リノベと言っても、戸建てなのかマンションなのか、夫婦だけなのか二世帯住宅なのかなど、それぞれの状況によって大きく異なります。またそこには予算の問題もあります。まずはしっかりと自分のライフスタイルを見つめ、これからどんなふうに生き、どんなふうに暮らすのか、それを明確にすることがスタートです。現在は家族構成の変化から家をダウンサイジングする「減築」により暮らしをコンパクトにする方も増えています。また、様々なライフスタイルにマッチし、実用性の高い設備を備えたリフォーム・リノベを行えば、仮に売却する際にも資産価値を高めてくれるはずです。不明なことは気軽にプロに相談し、ぜひ快適なリフォーム&リノベを実現してください。
広島のプロが手がけた
リフォーム&リノベの事例をご紹介。
担当者おすすめの最新情報や
ワンポイント解説とあわせてどうぞ。
case 01:ナチュラルモダンなマンションリノベ
▲元々は3DKの間取り。施工前は昔ながらの和室でした。そこからリビングと和室の壁と建具を取り払い、広がりを感じる空間にリノベーションしました。今回は全面リノベーションで、工期は約90日です。
築36年のマンション。「和室をなくしリビングを広げたい」とのご要望を受け、リビングと和室の仕切りをなくして3DK→2LDKに。全体的にナチュラルモダンなテイストで統一し、落ち着きがあり広がりも感じる空間にリノベーションしています。また、こちらも施主様のご要望から対面キッチンに変更。照明映えするシャープなクロスを採用し、LDKのアクセントになっています。
point!
テイストを統一することで、
スタイリッシュでありながら
落ち着きのある空間に
シンプルながらも、照明によって表情を変える壁紙やアクセントクロス、異素材ミックスのドアなどを使って、空間のデザイン性を高めました。また、リビング、キッチン、出窓が素敵な洋室など、テイストは統一しながらも、各部屋にはアクセントをつけています。
【担 当】
トータテリフォームセンター
インテリアコーディネーター
若林 英子さん
case 02:猫と自分達が残りの人生を楽しい気分で暮らせる住まいに
▲絨毯敷からペット用の滑りにくいフローリングに変更。LDの景色のいい窓辺にカウンターを作りつけて、カフェで過ごすようなデザイン性のあるくつろぎ空間を作りました。
築25年のマンションリフォーム。愛猫との生活を考え、絨毯を滑りにくく引っ掻き傷もつきにくいフローリングに変更。機能性の高い床は高齢になった時の転倒防止にもなります。また、インテリアコーディネーターが提案するクロスで、部屋中の心地よさとオシャレ度を格段にアップさせました。テーブルや椅子など、雰囲気に合わせて家具をリフォームしたのもポイント。
point!
ミヤカグならでは!
インテリアコーディネーターが
請け負うリフォーム
リフォームにあわせて家具も塗り直し、オーダーで窓にぴったりのカウンターも作らせていただきました。玄関の下駄箱上のアートを飾るための壁には、輸入壁紙でアートを仕込むウルトラ技に挑戦。ゴールドに光る控えめで温かみのある抽象柄は大変喜んでいただきました。
【担 当】
ミヤカグ
インテリアコーディネーター
松本 理絵さん
case 03:マンションリノベのプロによる新築を超える空間
▲主に自然素材を使用した部屋に際立つ青いモザイクタイルのキッチンは一番のポイント。優しい色味からキッチンをより一層引き立たせます。
お子さまの独立によりリビングに隣接した和室を個室として使用する必要がなくなったことからリノベーションを検討。6畳の和室を3畳まで縮小することで隣接するリビング空間を拡張させました。また、和室は縮小するだけでなく小上がりとすることで収納力が向上し、さらにカウンターを設置することでワークスペースとしても使用できる多機能な和室空間へ生まれ変わりました。また、透け感のある格子戸で仕切ることで圧迫感を感じない空間になっています。
point!
漆喰の壁や無垢の
フローリングが優しい印象の
モザイクタイルキッチン
湿気がこもりやすく風通しの悪かった築17年のマンションを自然素材を使ってリノベーション。入口が狭く動線上ぶつかることも多かったキッチン周りも、料理好きのご主人のご要望を取り入れ、アイランドキッチンにすることで動線が増え使い勝手の良いキッチンに生まれ変わりました。
case 04:一般家庭のみでなく、店舗などのリノベーションも対応
▲日当たりも非常によく、大きい窓がインパクトのある店内は白い壁が基調としており明るい雰囲気が広がっています。
廿日市市にオープンしたカフェのリフォーム。お子さま連れの方のためにキッズスペースを作ったり、年齢問わず年配の方まで幅広く集える場所を希望されていたお客様。入り口がガラスの自動扉でできており、外から中の様子も伺えるので、白い壁をメインに床とカウンターの壁紙を明るくしたことで、入りやすく爽やかな雰囲気に仕上がっています。また、随所に使用した木のアイテムが良いアクセントとなっており、落ち着いた過ごしやすい空間を演出しています。
point!
広々とした空間を活かした
ゼロからのリフォーム
途中のリクエストにも対応
初めてリフォームをされるお客様だったので、疑問は全て解決したうえで施工に。ゼロからのスタートだったので、排水や厨房機器など現地調査から行いました。天井が高く中も広い物件のため、なるべく遮るものは作らず、広々とした空間に仕上げています。施工途中に発生したリクエストにも対応し、大変喜んでいただきました。