株式会社プローバホールディングス 代表取締役社長 平本直樹さん

Vol.40_平本直樹さん
株式会社プローバホールディングス 代表取締役社長
平本 直樹さん

【プロフィール】
1972年生まれ。広島城北高、関東学院大経済学部卒、ロチェスター工科大学ホスピタリティマネジメント修士課程修了。99年ディズニーワールドヒルトン入社、00年大阪ヒルトン㈱入社、04年㈱プローバ入社。09年㈱プローバジョイ取締役就任、10年㈱プローバ、㈱プロバックス、㈱プローバジョイ(現㈱プローバホールディングス)代表取締役社長就任、15年㈱プローバ、㈱プロバックス代表取締役会長昇任、16年㈱プローバ島根代表取締役会長新任、19年㈱GROW UP取締役新任、㈱プローバウェルネス、㈱P2M代表取締役会長新任、20年㈱プローバウェルネス代表取締役会長兼CEO。元々野菜好きだという平本さんの健康維持の秘訣は、「ベジモひろしま」の無農薬野菜を毎日食べること。さらにフィットネスジム「Vace1」でなるべく運動することも心がけています。


同じ志の仲間と歩み続ける。
〝挑戦〟こそが私の、私たちの遺伝子。


元々の夢はホテルマン。実際、一流ホテルでそのキャリアをスタートさせますが、最終的には04年に3代目として事業を継ぐ道を決めたと振り返る平本直樹さん。ただ、社長への就任は先代の急逝によるもので、当時はとにかく目の前の仕事をこなすのに精一杯、不安が頭をよぎる暇すらなかったと語ります。現在は基幹事業であるパチンコ、アミューズメントの他、ヘルスケア、無農薬野菜通販など多様な事業領域を展開、14年にはホールディングス化も行いました。「これまでも色んな事業に挑戦し、失敗もあったんですが、とにかく新しいことにチャレンジするのがうちの社風です。そうした新規事業の中からやがて芽吹き、基幹事業になるものも出てくる。だからいまも色んな種を蒔き、育てていっています」。
カリスマ性も専門知識も先代には及ばないと謙遜する平本さんですが、だからこそ各事業を切り盛りするのはその事業に精通している人間であるべき、と冷静で広い視野が印象的。各事業の代表には権限と責任が与えられ、そこでそれぞれが経営者としての経験を積みホールディングスの経営にも参加することで、形骸化しない事業運営を可能にしています。また、「自分も頑張れば社長になれる」という思いは組織を活性化させ、平本さん自身も次なる新事業へ専念できるメリットも生んでいるそうです。
新型コロナの影響では、各店舗が1〜2ヶ月の休業を余儀なくされました。休業中、いつでも再スタートできるよう準備を続けていたスタッフ、そして戻ってきてくれたお客様には頭が上がらないと話します。「コロナ禍でも巡ってくるチャンスをつかむため、これからも新しいことにチャレンジする姿勢は貫いていきます。ただ、共に取り組むスタッフがいなければ自分だけでは何もできません。だからスタッフや志を同じくする企業、こうした仲間と一緒に全員経営でもっと会社を大きくしていきたい」と平本さん。儲けも大事だけど、それ以上に働く側もお客様も、みんながハッピーな会社にしていきたいのだと満面の笑みです。




地域のスポーツ振興にも積極的に取り組んでいます。

「サンフレッチャ広島」のクラブパートナーや「アンジュヴィオレ広島」のウェアサポーターとしても活動しているプローバホールディングス。この他、フットサル大会「プローバカップ」を毎年開催するなど、地域のスポーツ振興にも積極的に取り組んでいます。また、障がい者支援や地域環境保全などのCSR活動も定期的に実施しています。


広島・岡山・山口・島根限定で宅配している「ベジモひろしま」

無農薬・無化学肥料で自然栽培された安心安全な野菜を、広島・岡山・山口・島根限定で宅配している「ベジモひろしま」。収穫したその日に配達、翌日にはお届けという鮮度へのこだわりで、コロナ禍にあっても注文が伸び続けています。また、「ベジモ野菜食堂デリカテッセン」では、そんな野菜を使った美味しい惣菜などの宅配事業を行っています。